動画制作の現場①

2019.07.04

動画制作の現場①

動画で、サービスの可能性はどう広がっていく?
クライアント企業様に聞く、動画活用のリアル

動画で何ができるのか、動画はどうやってできるのか

映像は昔と比べるといまや身近になり、すっかり私たちの生活の中の一部になりましたが、私たち動画プロデュースカンパニークロステリアが表現できるものとは何なのか。その強みや動画の面白さを知っていただくべく、制作のご依頼をいただいた企業様にインタビューをし、ありのままの動画制作についてご紹介しようと思います。

今回ご協力いただくのは、千葉トヨタグループの自動車保険代理店業務を専門に行うことを目的に、1967 年に設立された株式会社千豊様。ご依頼の内容は、QQ デスクという、自動車事故や故障のサポートを受けられるサービスのPR 動画でした。

千豊QQデスク” from CROSSTERIA LLC. on Vimeo.

 

動画では最初に主人公である女性が事故を起こしてしまい、QQ デスクに電話をかけるところから話が始まり、一連の事故の対応が映し出されたあと、車の故障の対応などQQ デスクのサービス内容の説明をして、最後には千豊社員さんが映って終わります。

ご納品を終えたあと、まだ活用されている現場を目にしていない私たちは運用してみてどうだったか、実際の現状を伺うべく、今回は千葉トヨタグループの本社ビルにお邪魔してきました。

クロステリアに依頼した決め手は、そのスピード感

藤保修一(合同会社クロステリア 代表):動画の制作依頼と言っても何から始めればいいのか分からない、という声を多くいただきます。
どうやって制作して、それがどういう運用のされ方をしているのか、制作してみてどうだったか、率直なところを伺いたく。まず今回のご依頼のきっかけは、QQデスクというサービスの認知度を上げたいということでしたね。

高瀬光治氏(株式会社千豊 営業部次長):私たちのような代理店の中で、事故対応専門の部署、もし万が一、何かあった時に安心安全をサポートできるような部署がある代理店は他にないのではと思います。社員の中でその強みの認知度を上げて、最終的にお客様にも知っていただきたいというのが、動画を作るきっかけだったのかなと。

藤保:どのくらい前からそう考えていらっしゃったんですか。

高瀬氏: 実はQQデスクを立ち上げた当初に、PR用の動画を一度作ってはいたんですよ。でも随分古くなっちゃって、今は事情も変わってきたものですから、新しいものを作ってもっとPRしたいと思っていたんですよね。

藤保:過去にも動画作られていたということは、既存のお付き合いのある会社があったと思うのですが、弊社を選んでいただいた理由は?

久保田 直樹氏(株式会社千豊 執行役員):藤保さんのお人柄ですかね。あとはプレゼンの時から、こちらからのご要望に即時に応えていただけたので、そのスピード感。この方だったら信頼してお任せできるなと、当初から感じておりました。褒めすぎでしょうか?(笑)

短い時間の表現に込めた、他社とのサービスの違い

藤保:ありがとうございます(笑)。高瀬さまにとっては、今回が初めての動画制作ということですが、実際に進めてみてどうでしたか?

高瀬氏:何を伝えるために作るのか、という目的を考えるのが結構大変だったかなと思います。それさえ決まれば、あとは撮影をお任せして、どんどん進んでいったので。最初のコンセプトから撮影のストーリーを考える部分が肝でしたね。伝えたい私共の思いは、他人任せにするわけにはいかないですから。

久保田氏:テレビCMでよく、事故現場に対応係が駆けつけるという流れを見ますから、ある程度イメージができてはいたのですが。

高瀬氏:それに加えて他社との違いを出しつつ、我々の強みをどう訴求するのか?を形にするのが難しかったですね。

久保田氏:まず、QQデスクには千葉トヨタがついているので、その場面を入れる。あとは事故現場に急行するだけではなくて、車が故障したとか、動かないとか、そういう場合でもきちんとQQデスクはお応えできる、というところを入れたかったんです。色々ディスカッションしながら作り上げて頂けたので、とても助かりましたね。

藤保:高瀬さまには早朝からずっと撮影にお付き合いいただいて。同じことを何回も撮っていましたけれども、撮影というのは役者さんの一番いい仕草、一番いい表情を狙って撮っているようなところがあるので。

高瀬氏:たった3分くらいの動画に、ほぼ丸一日かかりましたからね。あとは、いかに撮影場所である私有地を普通の道路風に見せるか、撮影位置をいろいろ変えていたのも見ていて大変だなと思いました。そういえば、どこか遠くで笛吹いたりしているおじさんもいましたね(笑)。

藤保:ずっと早朝からピーヒャラピーヒャラ!(笑)撮影場所と、公園が隣なんですよね。やめてください、と言うわけにもいかないですし。ちょうど台詞入るところで音が入ったので、その場面は後回しにしながら撮影しましたけれど。

売上アップにも貢献…!社内外でさまざまな反応が

藤保:もう実際に運用されているというお話でしたが、まずは社内での反応はいかがでしたか?

久保田氏:QQデスクの仕事ぶりを知らない社員が結構いるんですよ。普段、各拠点の営業はQQデスクに電話をかけるだけで顔も見えていないので、そこから先の仕事が見えていなくて。逆に言えば、同じグループの中で、一つの部署の仕事が共有されていないということが分かったので、いい発見、いい勉強になりました。

あとは実際に見たお客様から、ここまで組織でやってくれるんだったら保険に入ってもいいよと言ってくださる方もいるので、それを経験したスタッフは、作ってくれて良かったなという反応でした。

藤保:そうすると売り上げには…?

久保田氏:貢献していますよ。

藤保:本当ですか?嬉しいですね、そう言っていただけますと。社外のお客様に対しては、タブレットか何かの端末で見せていらっしゃるんですか。

高瀬氏:そうですね。基本的に営業スタッフは一人ひとり端末を持っていますから、それで見ていただいています。

久保田氏:ショールームのような店舗でテレビ画面があれば、そこでずっと動画を流しっぱなしというのも聞いています、リピート再生で。

 

動画から紙へ?魅せるストーリーは、普段の営業にも通用する

藤保:以前に作られた動画から今の新しい動画に変わってどうだったか、あとはこれまでパンフレットでご案内されていたのが、動画に変わってどうでしたか。

高瀬氏:昔の動画はね、ものすごく長かったんですよ。やっぱり今は忙しい人が多いので、なるべく短くしないと見てくれないんじゃないかと思って、今回、ギュッと凝縮してもらったんです。ちょっと長いCMかなくらいの感じで。

藤保:3分いかないくらいですからね。

久保田氏:ちょうどいい長さですよね。必要かつ、十分ですよ。

藤保:ストーリーや要点をまとめられるのに苦労されたという話がありましたけれど、その尺に収めるためにも、ポイントを押さえる必要があったのかなと。

高瀬氏:そうですね。内容的にはあれもこれも突っ込みたくなっちゃうんですけれどね。訴えたいところだけを凝縮して。

久保田氏:実は、PRのパンフレットもあるんですけれど、動画が良かったので、逆にその動画の流れを一枚の紙に落としてくれないかというリクエストが現場から出てきて。場面場面をカットごとに分割して、こんな流れでQQデスクはできあがっていますよ、という紙のパンフレットを作るようになりましたね。それだけ現場から「あの流れはいい、説明しやすい」という話になっているんです。

藤保:動画から紙って面白いですね。

使われなきゃ、意味がない。求められる形に対する、最高の答えを

誰向けで、誰に見てもらい、どういうことを伝えたいか。これは私たちが動画を撮るときに一番に伺い、また一番大事にしていることです。

今回の千豊様は、一般のお客様向けにサービスを紹介する内容もさることながら、同社内でもこのサービスを、まずは関係者も含めた全体の認知を上げたいというのが、制作にあたっての大きな動機でした。結果的に、社員の方にもよくご理解いただける動画になったようで、ホッと一安心しました。

千豊様は伝えたい内容が決まっていましたが、お客様としてもそれをどう表現していいかわからないときは、それを引き出すのも私たちの仕事。
他にも、ストーリーがないもの、説明みたいなもの、マニュアルみたいなもの、なんでもできるのが動画の面白いところです。撮影しなくても、静止画も切り抜いて動かすことで動画にも様変わりしますし、ちょっとしたことを説明したいときに何も考えずに見られる動画は、本当に便利なツールです。

御社で眠っているパンフレットやマニュアル、広報資料などありませんか?そのままでは勿体ないので、ぜひ一度動画にしてみてはいかがでしょうか。
もしこれまで手をつけかねていたPR があれば、ぜひ一緒に動画、始めましょう。御社が表現したいこと、全力でサポートさせていただきます。